わしろぐ

60代ジジイのプロ野球観戦レビューと身辺雑記です。/ in Sendai

今江イーグルスの初勝利はサヨナラ勝ちだった。途中で2度ほどテレビのスイッチを切りそうになったけど切らなくて本当によかった...w。



総括

  • E4−3L

 いやぁ、ようやく勝ったか...。今江監督の初勝利はかなりの難産だったが、それだけに感動的で印象に残る1勝になった。直前までの連敗を忘れさせてくれる初勝利だった。

 今江監督は不振のフランコを2試合で見限り登録抹消、代わりに一軍登録した辰見鴻之介を代走に送り出し、その辰見がサヨナラのホームを踏むという劇的な勝利になった。
 
 ゲーム後の監督インタビューで今江監督もコメントしていた。小深田が打ったサヨナラの犠牲フライは浅かったが、辰見がランナーだから走らせたのだろう...と。その意味でも、フランコの代わりに辰見をあげたこと、あの場面で代走に出したこと、今江采配が見事的中したサヨナラ勝ちであった。

 今だから言うけど、3回表にレフト阿部の痛いエラーも絡んで3点先制されたときには、「こりゃ今日も駄目だ...」とテレビのスイッチを切るところだった。よかった、あのときスイッチを切らなくてw。おかげでサヨナラの初勝利を見ることができた。あそこでスイッチを切っていたら今シーズン最大の後悔になるところだった。

投手

 先発の内星龍は落ち着いた立ち上がりだった。先発に転向して最初の登板だったが、先発で一番難しい立ち上がりをスムーズにやってのけた。これだけで内の先発転向は成功(合格)だったといえる。

 問題はやはり3回表。2アウトから源田に四球を出して、そこから連打された。ランナーを背負ってからのピッチングには課題がありそうだ。ただ、炎上しなかったところはやはり適性ありということだろう。

 6回まで内がゲームを壊さず、そのあと酒居、ターリー、則本が初登板となった。いずれも無難に無失点リレーを見せてくれたのはさすが。


攻撃

楽天のアキレス腱

 劇的なサヨナラ勝ちは結果オーライ。

 本当はもっと楽に、強いチームらしい勝ち方のできるゲーム展開もあった。それが出来なかったところに楽天の弱点、すなわちアキレス腱を見ることができる。それは4番・浅村の存在である。プロ野球ファンならだれもが認める〈楽天の4番〉なんだが、楽天ファンならだれもが認める〈楽天のブレーキ〉でもある。

 例年のことなので、ある程度の覚悟はしていたが、ここまで重いと、応援する身には、正直、かなりしんどいw。3ゲーム終わって打率0でしょ、チャンスに回ってくる4番がまったくの「空砲」なわけだから、これではなかなか「楽に勝てる」とはいかない。

3回裏の攻撃

 3点先制された3回裏の攻撃。1アウト1、3塁で4番浅村だった。同点、あわよくば逆転とするのにこれ以上ない絶好のチャンスに4番・浅村はライトフライで2アウト。このあと島内が四球を選び、阿部のタイムリーで同点になったわけだけど、このときの正直な心境は、チャンスでライトフライの浅村を嘆く気持ちよりも、ゲッツーにならなくて良かった....だった。

 阿部のタイムリーで同点に追いついた、「ありがとう浅村...」ってなもんである。浅村以外のところをどう動かして得点に結びつけていくか、これが楽天の戦い方、勝ち方なのである。だた、打線という意味では4番はブツッと切れてしまう打順だから頭が痛い。悩ましい。

 助っ人は早々に登録抹消して建て直しを図ったが、さすがに浅村はそうもいかない。そこが浅村イーグルスの最大の悩みどころであるところは昨年と変わらない。

9回裏の攻撃

 9回裏のサヨナラのチャンス。3番小郷で決めたかったところ、小郷は体よく歩かされ、4番浅村との勝負になった。そしてそれはまんまと的中する。開幕3試合めでは、さすがに4番に代打は出せない。

4番浅村にこだわる必要はない。

 マスター阿部はマズイ外野の守備があっていきなり3失点のイニングを作ったが、その裏に自らのバットで取り返し同点に追いついた。ナイスリカバリー。

 大人しそうに見えて、意外とチャンスに強いところを見せている。そういう意味では阿部4番もアリだと思うんだが。浅村はポイントゲッターというよりもチャンスメーカーとして少し楽に打たせる手はあると思う。2番浅村、3番小郷、4番阿部、5番島内なんて面白いと思うが、次の対・今井達也戦ではぜひこのオーダーを試してほしいw。