わしろぐ

ちな鷲ジジイの観戦日誌。身辺雑記もあるよ。

ソラよ、そろそろ開き直っちまえよ....

H5−3E

この感覚がほしい

2軍の久保裕也・投手コーチが現役のリリーバーだったころ、ピンチの場面でマウンドへ送り出されたときの気持ちの持ち方について訊かれ、たしかこんなことを言っていたと思う。

打たれたら、それは俺のせいじゃない、俺を使った監督、コーチのせいだ...と思うようにしている。

この感覚を鈴木ソラに教えてやってほしい。

鈴木ソラの場合

というか、同じチームにいる投手コーチなのだから、どこかでそれらしいことはアドバイスされていると思うんだけど、ま、教えられてできるくらいなら、とっくにできているということなんだろう。人間の根っこの部分はそう簡単には変われない。それどころかそれを意識すればするほど逆の方向へと向かうのが人間らしさというものだ。

昨日のゲーム。同点で迎えた6回裏、1アウト2、3塁で4番柳田を迎えた場面、石井監督は先発の瀧中を諦め鈴木ソラをマウンドへ送った。
こういう場面で柳田を見事に抑えてみせた鈴木ソラを私は知っている。しかし、今のソラはそのときのソラではない。信頼を勝ち取り、「勝ちパターン」の継投を任されるようになってからの鈴木ソラは失敗を極端に恐れるようになった。そのせいで闘う前から失敗する予感が先に立ち、それが現実になってしまうパターンを繰り返している。

サイン

ソラがマウンド上で両肘を後ろにグッと押す動作をするときがある。それと、投げたあとの軸足(左足)がガニ股の状態で土を蹴っているときがある(これはハーマンもそうだった)が、ピッチング動作をいろいろ意識して(考えながら)投げているときのサインだ。ランナーを背負うと出てくる。これらの動作が出ているときは身体のバランスが悪く(上半身と下半身がバラバラ、だからぎこちない。)、制球が安定しない。たまたま上手く行くときもあるが、この頃はほぼ〈四球→タイムリー〉のパターンである。


そろそろ開き直ろうよ

この日のマウンドもそう。先制点を恐れるあまり、柳田と勝負し切れず四球で歩かせ満塁、次の栗原に満塁弾を献上してたちまち4失点という最悪の展開を招いたのだった。左の自分がマウンドへ送られた意味は何か。その特性を発揮することだけに集中すればいいのに、「失点してはいけない...」そこだけに意識が行ってしまう。ま、言うは易し行うは難し...なんだけどね。ただ、そろそろ開き直らないと、石井監督じゃないけど「職を失う」のはソラよ、君なのだ。

鈴木ソラは、もはや技術的なアドバイスよりもメンタル的なケアが必要な典型パターンのピッチャーである。この手のキャラクターは、信頼されればされるほどそのプレッシャーに負けて本来のパフォーマンスを出しづらくしていくタイプなのだ。久保コーチに1週間くらい預けてみたらどうだろう、マジで。

1点差まで追いつくけど、そこまで...

その後、辰己の3ランで1点差まで追い詰めるが、前のゲーム同様そこまで、…というのが今の楽天の限界である。そのまま8回モイネロ、9回オスナと繋がれゲームセットは、今シーズンのソフバンお決まりのコースなのである。

ゲーム前にwebニュースで「(楽天の)開幕20戦連勝なし」は球団ワースト記録なのを知った。選手の年俸に対する不満も12球団トップ、つまりは選手のモチベーションが12球団一低いチームという話題は前日のニュースだった。どこかに勇気の湧いてくるような話題はないんだろうか。

瀧中はよかった

最後に良かったところを一つだけ。瀧中はフォーム改造が今のところいい方向に出ていると思う。制球に安定感が出たし、瀧中の良さである緩急を使ったピッチングに合っているように見える。