わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

内の〈山本由伸〉風ピッチングを見れたのだけが良かったw。

M10 −1E

打線が復調してくるまでは、投手起用で勝ちにつなげていくしかないと思っていたら、8ゲームめで今季初登板となった岸がまさかの2回6失点のノックアウト降板だった。

今の楽天打線に2回までに6失点は重すぎる。...というか、勝敗という面からすると、もうやる意味あんのか?というゲームになってしまった。

TBC解説者の草野さんは盛んに「ボール自体は悪くない」的なコメントを出していたが、岸クラスの先発ピッチャーがノックアウトされたのに「悪くない...」とは逆に失礼なコメントだと思うがどうだろう。
あそこは「岸がこういうピッチングをしちゃダメだろう。」とガツンと言ってこそ、(OBとして)ホントである(ホントか?)。

ローテどおりなら藤平の順番だったはず。今季、飛躍を期する藤平のところにわざわざ岸を割り込ませてきた。
実戦不足が否めない内容だったが、そこは岸の実績に対する全幅の信頼から来る起用だったのだろう。それとゾゾマリンと岸の相性の良さというのもあったかもしれない。
ただなあ、年齢的なことを考えると、やはり2軍での調整登板という段階をしっかり踏ませるべきだったかな...。いまとなっては「たられば」だけど。それとも踏んだ上での昨日の登板なのか。だとしたらもっとやばい。

「ピッチャー出身の監督のわりに...」はこれまでにもたびたび愚痴っているところである。獲ってくる(スカウトしてくる)ピッチャーがちぐはぐなのは、もう慣れっこ。せめて既存ピッチャーの起用くらいは「さすが」というところを見せてほしい。

ま、2番手の内(うち)が3イニング無失点の好投を見せてくれたのは、唯一、明るい材料ではあった。昨シーズンの「宮森」を思い出させる登場になった。
ピッチングフォームがオリックスの山本由伸に瓜二つなのには驚いた。あそこまで真似られるというのはある意味すごい才能だと思うし、それで結果が出るというのは、ある意味、ピッチングフォームが理にかなっていることの証でもあるな。

黒川が9回表にホームラン、かろうじて無無得点ゲームを免れた。楽な場面だとこういうバッティングができる。気持ちの切り替えとか、開き直りとか、やはりメンタル的なことなのか…と思う一発だった。焼け石に水だったが、次につながることを信じて。


岸ぃ〜、打たれすぎだよぉお...