イーグルスの黒川史陽が好調である。練習試合とはいえ、出場7試合中、マルチ安打したゲームが4ゲームという快進撃だ。今シーズンの黒川にいったい何があったのか。プロ4年めにしてこれまでと何が変わったのか。
今年の自主トレをソフトバンクの中村晃とやったことが報じられていた。中村組というらしいが、どうやらそこでの経験が生きているようだ。
中村のプレースタイルと黒川のプレースタイルに共通点は見当たらないが、黒川なりのビビッと来るものが中村にはあったのだろう。「意識改革」という書き方をした記事もあったな。
プレースタイルだけを参考にするわけではなくて、野球に対する取組姿勢であったり、トレーニング方法であったり、食事の考え方であったり、そういうもろもろのことがプレーに影響するということかもしれない。
話は変わるが、侍ジャパンの予備登録投手8人の中に田中将大が入っているというニュース。
予備登録というのは、「投手の負担を減らすために大会途中で投手に限り、1次ラウンド後と準々決勝後に2人ずつ、最大8人の入れ替えが可能」という仕組みのことらしい。
そもそも「負担を減らすため」という発想自体が不思議。その後のリーグ戦を考慮するという意味かもしれないが、そこに全力をそそげない大会をやる意味ってなんだろう…とか考えてしまう。
田中は開幕投手に決まって、3月30日の日ハム戦に合わせて調整を進めているはず。そこへ、気まぐれに....という言い方は失礼かもしれないが、ほぼそれに近いタイミングでWBCへ招集されたりしたらどうなるんだろう、とか考えてしまう。