わしろぐ

ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

コーヒーの酸味

木、金と平日の週末は2日続けて快晴だった。気持ちのいい日差しが春が近いことを感じさせてくれた。日中に出かける用事があって外を歩いたから感じられた感覚である。
この感覚はオフィスの中にいたら分からなかったな。空気は冷たいが日差しの「強さ」?というか「明るさ」?...がぜんぜん違う。厚手のダウンはそろそろ「終わり」かも、そんなことを考えながら歩いた。

ドリップ式のコーヒー、豆を挽いてから淹れるまでの、時間と香りが好きである(...などと書くとちょっとキザに聞こえるかもしれないがw)。

フィルターに挽いた豆を入れ、そこにお湯を注いだとき、豆からガスが出て大きくドーム型に膨らむ過程があるのだが、今まで、このドーム型の膨らみが新鮮でいい豆の証だと思っていた。

豆を買うカフェ(ショップ)がいくつかあって、コーヒーを淹れたときのドーム型の膨らみの状態を見て、「ここの豆は良い豆だ」とか「今ひとつだ...」とか知った風な「自分なりの評価基準」を持っていたw。

最近よく行く2つのショップ。駅前で見つけたTというお店の豆はよく膨らむ。気持ちいいくらい膨らむ。で、もうひとつのDというお店の豆はほとんど膨らまない。

これはTのお店の豆の方が新鮮でいい豆なのだろう、...と思ったのだが、味はDの方が好きだった。味の違いは酸味である。私はやや酸味のある方が好きなのだ。

Tの豆は酸味がほとんどない。その代わりに香りと苦味がある。手動のミルで豆挽くときの感覚もTの方は軽いがDの方はしぶい。これは豆の焙煎の違いのようだった。

Tは基本深煎りで、Dは浅煎りなのである。おそらくお湯を注いだときのドーム型の膨らみも、その違いであって豆の鮮度とかはそれほど関係ないのかもしれない。ま、ここらへんは素人の勝手な推測なのであしからず。

コーヒー豆を買いに行く頻度が一時はTの方へ傾いていたのだが、この頃はDに戻りつつある。私は、フルーティな酸味を感じるコーヒーが好きだから。

ここまで書いて思った、だからなんだ?...w。