わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

スローガンの意味を考えてみた。

もう、そんな時期になったか。
楽天イーグルスの2023シーズンのスローガンが決まった。

鷲が掴む

「わしがつかむ」

...2022シーズンは「譲らない(ゆずらない)」だった。
石井監督のコメントにもあったけれど、同じ流れというのは感じる。
ただ、単純に同じにするなら、「掴む」でいいはず。
「譲らない」→「掴む」という流れだ。

「鷲が掴む」としたのは、「鷲」と「私(わし)」つまり「自分が」とかけたのだろう。
いわゆる自己暗示狙いだな...w。

うぅ〜ん、これはだれのセンスなんだ?


他の球団はどうなんだ。
パ・リーグではホークスとファイターズが発表していた。

ホークスなんて「鷹!鷹!鷹!」で「おう!おう!おう!」と読ませるらしい。
なんか与太ってないか....。不良に絡まれているイメージだぞ。
来シーズンの最大・最強のライバルからしてこれである。
これ以上はノーコメント。

あとファイターズ...。
「新時代」と、ちょっと気取ってみました、という感じが出ている。
新球場ができて、まさに都を札幌から北広島へ移しての最初のシーズン。*1
新たな時代を築こうということだな。

イーグルスの「鷲が掴む」が普通に見えてきた。
意味を考えてみる。

「鷲(私)が掴む」対象はいろいろある。
ポジションを掴む。
レギュラーを掴む。
リーグ優勝を掴む。
日本一を掴む。

上の2つは選手一人ひとりのことだろうし、
下の2つはチームとしてのことだろう。

「思いは実現する」などと言われる。
このスローガンを思う(考える)ことで、
来シーズンこそはリーグ優勝を、日本一をぜひ鷲掴みしたいものだw。

ま、狙いは悪くない。ただ、2022シーズンのトラウマが気になる。

「譲らない」をスローガンに臨んだシーズンは、
スタートダッシュに成功し、単独首位に立ち、一時は18の貯金をつくる。
本来であれば、ここから「譲らない」スローガンを淡々と実践するだけだった。

ところがどうだ。
あれよあれよと言う間に、
首位を譲り、
2位を譲り、
とうとうCS進出圏内の3位も譲ってしまった。

「スローガン倒れ」もいいところだった。

「鷲掴み倒れ」だけは絶対に避けたい。

鷲が掴む、わしが掴む、
強く強く思ってシーズン開幕を迎えたい、
強く強く思い続けてシーズンを闘いたいね。



*1:北海道日本ハムファイターズなのだ、札幌日本ハムファイターズではなかったということ。