遠近両用のメガネが合わなくて、
跳ね上げ式メガネを使っていることは
以前のブログに書いた。
パソコンの画面を見る時は普通のメガネの状態、
近くの書類を読む時はレンズの部分を跳ね上げて裸眼で見る状態。
なんのことはない、跳ね上げた状態とは、
すなわちメガネをおでこにずりあげた状態で近くの書類を読む場合となんら変わらない。
ちょっとだけスマートに見えるだけw。
ただ、この跳ね上げ式の細工がけっこう繊細な作りになっていて、
頻繁に上げたり下げたりしていたら、
とうとう壊れてしまった。
いままでもネジがゆるくなってしまうことはあった。
そんなときは、精密ドライバーで締めてやると元にもどっていたものが、
今度は締め付けてやるところのクッションの役割をしていたリングが破損したようだ。
これではネジをいくらしめてもどうにもならない。
これは部品交換だなと覚悟して行きつけのメガネ屋に持っていった。
ところが、仙台でも有名な老舗のメガネ店だというのに、
「うちで扱っているメーカーのものじゃないから部品がない」といわれてしまった。
お店の名誉のために、もう少し経過を書いておくと、
「とりあえず、在庫のリングで代用できるかやってみましょう。」
というので、しばらく待っていたのだが、結果、対応できず。
なら取り寄せか、修理に出すということになるわけだが、
今度は「修理に出すにも、そのメーカーが分からない」という。
メーカー名など、メガネに書いてありそうなものだが、
消えてしまったのか、どこにも分かる表記が見当たらない。
結局、購入先で確認してもうらうしかないとなった。
たしかに仙台で買ったものではない。
たぶん、S市に単身赴任していたころに買ったものだ。
お店の場所もおぼろげな記憶はあるが、
なにせ5年以上前のことなので確信はない。
メガネって、けっこう汎用性のある部品を使っているのかと思いきや、
案外閉鎖的なのであった。
お店の人には、「お預かりして、こちらで探してみましょうか」と、
親切な提案をいただいたが、そのときはこっちで調べて聞いた方が早いと思った。
(自分の記憶を過信していたころだw。)
「いちおう心当たりを当たってみます」と持ち帰ったのだった。
ところが、google mapで当時の通勤コースから当たりをつけて眼鏡店を探してみるも、
それらしい店舗が見つからない。
結構大きな店舗だったと記憶しているが、
こうなってしまうと記憶なんてどんどん怪しくなる...。
かっこ悪いけど、またお店の人に泣きつくしかなさそうだ。