初詣はカミさんと仙台東照宮へ。
ご承知のとおり、東照宮は徳川家康公を御祭神としてお祭りしている神社。
日光、久能山の東照宮は有名だが、全国には各藩主が祀った東照宮が存在している。
伊達政宗公を祀る青葉神社というのもあるが、
我が家からのアクセスの都合もあり、初詣はずっと仙台東照宮である。

- 伊達2代藩主・伊達忠宗が1654年に創建した。*1
- 所在地は仙台市青葉区東照宮とそのまんま。
- 神社のある場所は伊達政宗公の案内で徳川家康公が休息した場所らしい。
- 仙台城の正確な北東(艮)の位置にあたり、まさに伊達家、仙台城下町の守護神として鎮座している。
(以上、公式サイトより)
戦国武将の中でだれが好きかと聞かれたら、やっぱり徳川家康なんだが、
山岡荘八原作の「徳川家康」を読んだのがきっかけだった。
今年の大河ドラマがマツジュン主演の「どうする家康」だから、
2023年は、徳川家康がまた注目されるのかな。
「鎌倉殿の13人」ロスはまだ癒えないが、
徳川家康が主人公の時代劇となると、そんなことも言ってられない。
8日スタートの今年の大河、とりあえず初回は見ることにしようw。
前フリが長くなった。
初詣のこと。
まず、東雲(しののめ)のおにぎりで朝食。
「新春セット」...だったかな、
この時期限定のメニューがあったので、それに即決。

食べづらいのはしょうがない、味は文句なし、
箸でそのままくらいついた。

腹ごしらえのあと、いざ、仙台東照宮へ。
お店から定禅寺通りを東へ直進、宮町通りへ出たら北上するコース。
行動制限のない初詣。
露店も鳥居の周辺と参道に数軒、普通に営業していた。
一般車道から駐車場への出入口には、交通整理の人が3人がかり、満車と書いたプラカードを手に忙しそうだ。
コロナ前の賑わいには、まだまだ及ばないが、戻りつつあると感じるのは露店のせいだな。去年はたぶん出てなかった。

このくらいの人出がいい感じ、人混みに酔うこともなく、淋しいわけでもない。

感染予防対策だと思うが、手水舎のお水が止まっていたのは残念。
大勢の人が触る柄杓をはずすのはいい、ただ、お清めの水は流しててもいいような気がした。
これも密集を避ける意味ということだろうか。
過ぎたるは及ばざるが如し…は家康公の言葉ではなかったか...。
いや、家康公は、
及ばざるは過ぎたるよりまされり…と言ったのだった。
鈴紐をはずしてあるのにはもう慣れた。
これも正直さびしいが、ま、触れるものなのでやむを得ない。
お参りをしたあと、
例によって「ご遺訓おみくじ」をひいた。
「吉」だった。
ここ数年はいつも「大吉」だった。
家康公とは相性が良いと思っていたが、
どうやら今年の運勢は、ま、その程度ということだろう。
おみくじに書かれたご遺訓は、
いかようにも、人のすたらぬようにいたしたき事に候
他人に異見(他人と違った考え、異論)するときは、相手の気持ちがすたれることのないように配慮せよ…みたいなことらしい。
もっともで当たり前のことだが、あらためて意識したいね...。
帰りは北六番丁通りを西に折れてしばし歩く。
この通りは車で走ったことはあったが、歩くのはかなり久しぶりだ。
いい感じのカフェを見つけて入ったら、これが当たり。
ブレンドを注文してまったり。
徒歩圏内に感じのいいお店を見つけるのは楽しい。
いつも仙台駅や一番町の方へ足が向きがち。
反対のエリアもときどきチェックしないと...。
モーニングもランチもあり。
さっそく次の休みにでも再訪したい。
雰囲気が良いのはわかった。
軽食もうまかったときは改めてお店の名前を紹介したいw。