わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

「半落ち」のイチョウ並木...

ここのイチョウ並木のことを書くとき、毎度、この映画の話から始まるw。もうかなり古い作品になるが、寺尾聰主演の「半落ち」という映画があった。映画のラストの方に寺尾聰を乗せた移送車がイチョウ並木を通るシーンがあって、それを刑事役の柴田恭兵が見送るのだが、このシーンは宮城県庁前のイチョウ並木で撮影したというのを後で知った。ミーハーな私はそれを知ってから、ここのイチョウ並木が好きになったw。

先週末、出かけてみた。ほぼ1年ぶり。東側から通りへ入る。日差しを浴びた鮮やかな黄色が目に入ってきた。ところが、あれ?なんか違うなあ...と感じた。スマホのカメラモードで四角い中に景色を映すが、しっくりこない。アングルのせいか、印象が違う...。
今年は紅葉の進行が早くて見頃を過ぎてしまった(だけ)か...とも思ったが、写真を撮って帰り、昨年書いたブログの写真と見比べてみたら(やはり)雰囲気がだいぶ違っていた。枝葉のボリュームがかなり減った。特に向かって左側がいやにサッパリした。もしかして伐採したか....、そうだなきっと...、見れば分かる、いつのまに...といろいろ頭の中を妄想が巡った。

あちこちで街路樹の伐採が行われているようだ。枝葉だけでなく樹木自体が伐採されているところもある。近隣住民の要望などがあるのだろうか。落ち葉がどうのこうの、ギンナンがどうのこうの。たしかにギンナンを踏んだときの悪臭はけっこうきついというのはある。信号機を遮るの問題だろう。それにしてもだ....。どこもかしこも景観的に細身になって淋しい。ま、たまに通るだけの人間のわがままと言われればそれまでなんだが...。

昨年のイチョウ並木はこっちの記事。
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