わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記

最終戦で見たのは、相手チームのミラクルだった...。

  • E2−5B

すごいものを見せられた。最終戦までもつれ込んだパ・リーグの優勝決定の瞬間、その胴上げを、まさか楽天生命パーク宮城で見られるとは思わなかった。いや、見せられるとは思わなかった...。

ホーム最終戦の相手はオリックス・バファローズ。この時点でパ・リーグの2位だった。で、首位だったソフトバンクは同じ時間帯に千葉でロッテ戦という日程だった。

パ・リーグの優勝争いは、最終戦でもソフトバンクがかなり有利だった。オリックスの優勝の可能性が、オリックスが勝って、ソフトバンクが負けの場合のみだったから...。

ところが、その有利だったソフトバンクはホーム最終戦で意地を見せたロッテにやぶれ、不利だったはずのオリックスが意地を見せそびれた楽天に快勝、優勝した。

で、その優勝の瞬間と相手チームの胴上げを、楽天イーグルスの選手は、ファンは、よりによってホーム最終戦の目の前で見せられてしまったのだ。

オリックスにとってミラクルなのはもちろんだが、楽天にとっても逆の意味で相当ミラクルな出来事だった。

イーグルスが相手チームに目の前で優勝胴上げされるということが前もあったろうか。そこは定かではないが、さすがにホームで、しかも、シーズン最終戦でというのはなかったと思う。

つい2週間前までは、最終戦でのホームの優勝、胴上げはイーグルスのミラクルになるはずだった。というか、楽天ファンは、それを信じて応援してきた。

まさかまさか、胴上げをされているのが中嶋監督で、周りでバンザイしている選手たちがオリックスブルーのユニホームを着ていて、歓喜に沸くスタジアムのファンがバファローズファンになるなんて、だれが想像しただろう。いろんな意味でドラマだなあ。

それにしても、最終戦のゲーム展開はまさに今シーズンのイーグルスを象徴していた(特に終盤のイーグルスだね)。田中将大が先発して序盤、ほぼパーフェクトなピッチングを展開したところまでは良かったが、味方が先制した直後のイニングで逆転される。そのまま最少ビハインドのまま終盤に来て、最後の最後で安楽が出てきてダメを押される。つい先日も観た光景ではないか...。

いつかは石井マジック、石井ミラクルが見られるだろうと期待していたが、まさかこんなミラクルだったとは...。ただの消化試合のつもりが、とんでもないミラクル優勝と胴上げつきのプレミアゲームになってしまった。「なってしまった」んじゃない、「してしまった」...だな。

相手チームの胴上げと優勝セレモニーの後で、シーズン終了の挨拶を控えていた石井監督と楽天ナインの心境を思うと、胸が締め付けられるようだった。

石井監督は球場でのシーズン終了の挨拶も、監督会見もきっちりこなした。すごい。