E2−1M
楽天の最終戦はパ・リーグの順位を確定させるゲームになった。マジック3のロッテが相手だったが、残り試合3のマジック3だから、要するにロッテは残り全勝が優勝の絶対条件だったわけで、そのゲームに楽天は勝った。
則本が先発し、3回1失点で早川にリレーするという通常では考えられない継投で、7回以降は通常の勝ちパターン、西口、酒居、最後にソンとつないだ。ソンが最後3三振で締めたのでものすごくいいゲームになった印象が強い。ソンのこの締めくくりはCSに向けていい材料になったな。しびれるゲームだったw。
これでオリックスが優勝、2位ロッテ、3位楽天ということになった。
CSのファーストステージはロッテと決まった。これは「下剋上」を狙う楽天としてはいい展開に思える。なぜなら、オリだと山本と宮城の2枚看板が相当厚い看板だから。2勝抜けのファーストステージでぶつかるのはかなり厄介だ。
ロッテならまだ可能性がある。...というか、則本と岸でファーストステージを抜けられる可能性だってあるw。そうなればファイナルには田中、瀧中、早川とぶつけられるし、その後に中5日で則本、岸を控えさせることも可能だ。
オリと戦うなら2勝抜けのファーストステージよりもやっぱり4勝抜けのファイナルの方がいい。
...ということで、昨日のゲームでロッテに勝って、ファーストステージはロッテと、ファイナルステージでオリと、と決めたのは正解だったと思うぞw。
話は前後するが、昨日の8回裏の石井采配は当たった。1アウト1、2塁の場面でカズキに代えて小深田を代打に送ったのだ。ま、普通ならそうするか...w。山崎にショートのポジションを獲られてしまった感じの小深田だったが、クサルことなく与えられた数少ないチャンスに見事結果を出している。石井監督はこういう選手が特に好物だから小深田はまだまだチャンスがもらえるはずだ。
余談になるけど、ロッテの井口監督のこと。
最近リクエスト結果に不満を言うことが多かった。NPBに意見書を出す意向を示したりしていたわけだが、昨日のゲームでのリクエスト連続失敗は、そのことが結果的に裏目に出てしまった印象がないこともない。審判団を敵に回したな....みたいな。
もちろん、露骨なジャッジこそなかったし、あってはならないことだけど、どっちともとれるプレーのジャッジに審判の心象が無関係ということはないだろうと思う。井口監督のゲーム以外のところでとった言動は、この時期、やや軽率ではなかったかという気がした。