わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

神子田朝市(盛岡市)

6月末ごろに盛岡へ遊びに行ったときのこと。

盛岡の印象

盛岡は好きな街である。御存知の通り岩手県の県庁所在地。仕事で来たのが最初でもう何度も来ている。仕事で来たついでだったり、プライベートで足を運んでは街を歩いたが、川が多くてその川に沿って緑の深い街並みがある。城跡の周囲の街並みにも風情があるし、町家の並ぶエリアも古風で素敵だ。来るたびに好きになっていく街だが、行きたいと思っていてまだ行けずにいたところがあった。

神子田朝市

「神子田朝市」

朝5時から8時まで、毎日「朝市」が立つらしい。朝市だから当然なんだが、それにしても朝が早すぎ...。あと毎日というのがすごい。けっこう賑わっているらしい。行きたい...。
ただ、アクセスが不便なのである。ま、地元の人は自分の車で行くから不便はないと思うが、出張のビジネスマンや観光客が行くには厄介だ。朝早いというのと公共交通機関で行けないというのが行けずにいた最大の理由だった。

で、今回は思い切ってタクシーで行くことにした。カミさんと2人で金曜の夜に盛岡入り、盛岡駅近くにビジネスホテルをとり、スマホアプリから朝6時にフロント前につけてもらうよう予約した。

タクシーで向かう

盛岡駅から朝市までは3キロを少し切るくらい。歩いても1時間はかからないと思うが、行きはタクシーで、帰りはぶらぶら駅に向かって歩くことにした。盛岡駅からは北上川沿いを西へ向かう感じだろうか。けっこう狭い道路をくねくね走ったと思ったら「神子田朝市駐車場」の幟を立てた意外と広めの駐車場前に到着。朝6時台というわりにはほぼ満車の状態で、評判どおりの人気が伺えわくわくした。

賑わい

いやあ、「さんさ祭り」も「ちゃぐちゃぐ馬っこ」も新コロで中止になっているのに、ここはこんなに賑わっていていいんだろうか...というくらいの賑わいだ。毎日開催されているはずだけど、毎朝こんな調子のはずはない。やはり土曜日の朝ということなんだろう。
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マスコットのにわとりが入り口で子供に愛想を振りまいていた。2列にお店が出ていて途中に小さな休憩場がある。突き当たりには広めの休憩場があって、場内で勝った惣菜などをここで食べるスタイルだ。
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蒸し牡蠣

入り口からすぐに海鮮の店を見つけた。蒸し牡蠣が売っていたのでまずはそれから。カミさんの好物だ。私はそこまで好きな海産物ではないが、牡蠣料理の中では「蒸し」が一番好きなのでよかった。
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噂のひっつみ

朝市で有名なファーストフードが「噂のひっつみ」*1だと聞いていた。露店の中程に幟を見つけ早速ゲット。
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焼きおにぎり

あとは「焼きおにぎり」も有名だというので、この2つで早めの朝食にした。
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旨いと評判のものにありついたときの幸福感は格別である。ただのB級グルメも物凄ーく美味しく感じるから不思議だw。朝市食堂のラーメンも食べたかったが、さすがにそれでは食い過ぎなので次回来たときまでとっておく。
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朝市のコーヒー

食後はやはりコーヒーが飲みたい。ここの渋くて素敵なところはちゃんとコーヒーの専門の露店もあることだ。コーヒー好きの店主がコーヒー豆を店頭に並べて売っている。もちろんコーヒーも出すが、これはポットに入れてあるやつから。一杯150円は妥当だろう。
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*1:ひっつみ汁は岩手や青森の南部に伝わる料理。ひっつみとは小麦粉の生地を引っ張ってちぎったもの。お餅のような感じなのでいわゆるお雑煮をイメージすると分かりやすいと思う。