わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

「かんばろう東北」シリーズだからってオリックスの「宮城」が頑張っちゃいかんだろう...

...宮城の「東北楽天」が頑張らなくては。

田中より早川

東北もとうとう梅雨入り、オリックスとの第2戦は雨天中止となった。
先発予定だった田中はスライドせず、第3戦はローテ通り早川が先発だった。「田中で手堅く1勝」という状況にないところが楽天としては悩ましいところだが、逆に「神の子・田中」でさえその順番を動かせないくらいの活躍を見せている早川は楽天の「希望」だったりする。
相手先発はスライド登板の宮城。今や侍Jに選出されなかったことが話題になるくらいの実力者である。彼をスライドさせたのはオリックスの本気度の現れだし、早川にとっては新人王の最強のライバルといえる相手だ。なんとしても負けられない一戦であった。

「がんばろう東北」シリーズで「宮城」が登板するのはいいんだけど...

E0−3Bs

早川は例によって6回の壁の前にもろくも崩れ去り、相手の宮城は「がんばろう東北」シリーズの応援に応えるかのように「宮城」の地で躍動してくれちゃった。宮城の緩急自在、精密機械のような制球の前に楽天打線はまったく手も足も出なかった。よくて引き分け、勝てる感じはほとんどしないゲーム展開であったな。宮城はある意味、山本よりも厄介なピッチャーの雰囲気がある。あの老獪なピッチングで2019年の高卒ドラ1というから恐れ入る。山本といい、宮城といい、抽選なしで獲得しているはずだからオリックスのスカウトスタッフの優秀さには舌を巻くばかりである。楽天に入団していれば「宮城」という名前だけで人気が出ただろうに実に惜しい...w。

6回の壁

うちのゴールデンルーキー早川も立ち上がりはチーム一の安定感なのだが、なかなか6回の壁を越えられずに苦労している。この日の3失点もその6回のマウンドだった。不思議と壁となるイニングにはそういう舞台設定が用意されていて、強打者・吉田正尚から始まるイニングとなった。ボールが高めに浮き始めた頃だったので一発警戒が過ぎた、四球で歩かせてしまう。次の杉本にもヒットを打たれ0アウト1、2塁とし、安達にバントで送られ、1アウト2、3塁でモヤというまさにオリックスペースの展開に...。それまで味方の好守に救われてきた早川だったが、さすがにコレを乗り切れるほどのツキは残っていなかった。モヤとロメロのタイムリーが続きたちまち2失点。次の伏見にまで打点がついてしまうあたりはチームの勢いの差である。このイニング3失点としてしまった。
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宮城の壁

で、うちの攻撃陣。宮城の前に8回5安打に抑えられた。しかも単発ばかりの5安打でつながらない。ラッキーパンチが5回あっただけという印象だ。あれでは得点にならない。まったくお手上げ状態のゲームだった。

話題でも負けて...

オリックスはモヤ、ロメロの助っ人に加え、さらに強烈な助っ人を2人補強したというニュースがあった。昨日の勝ちで首位に並び、このまま一気にペナントレースを走り抜こうという魂胆であろう。その準備は万端という感じになっている。

かと思えば、楽天関連ではオコエ瑠偉が新幹線で「野球はもうやる気が起きない」と愚痴をこぼしていたことがニュースになっていてゲンナリ。オコエ特有のビックマウスの部分だけニュースにされたと思いたい。実は人知れず必死こいてリハビリとトレーニングを重ねてました...というハッピーエンドに期待しているのだが。それはないか...。彼は2015年高卒ドラ1だった...。
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