わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

ディクソンのヘッドスライディングがチームの闘争心に火を付けたね。

涌井秀章

先発の涌井。

  • 2回表に1アウト走者なしからレアードにヒットを許すとそこから3連続四球で押し出しの先制点を許した。
  • 勝利投手の権利を持ってではあったが5回で降板した。

このように涌井「らしくない」ピッチングだったがとりあえず4勝め。
解説の岩崎さんはゲーム後にアナウンサーから「楽天の勝因」を尋ねられ、涌井が2回表を最少失点で切り抜けたことを上げた。たしかにあの展開で最少失点にできた涌井はさすがだと思う。長いシーズン、「らしくない」ピッチングを見せることもあるだろう。ただ、そのまま「悪い結果」にしないのが涌井の涌井たる所以だ。
さすがにお立ち台は遠慮するだろうと思っていたら、「心苦しい」と言いつつも結局立ったw。そして「楽天ポイントのため」としっかり笑いも取っていた。これが涌井だ。
涌井が投げるときはチームもよく打つ。昨日のゲームなどはまさにそんな感じになっていたから、いよいよエースの存在感がチームに浸透してきたということかもしれない。

ディクソン

そして打のヒーローは新・外国人のディクソンだ。

  • 1点リードで迎えた3回裏の打席だったが、2アウト1、2塁のチャンスで見事なタイムリー3ベース。3点差にした。
  • ディクソンはここで3塁へのヘッドスライディングを見せた。

西武の辻監督なんかは「選手にやってほしくないプレー」にこのヘッドスライディングを上げていた。おそらく怪我をするリスクが高いからだと思うが、ディクソンはお構いなしだ。というか、外国人選手は結構やってるイメージがあるけど勘違いか。
ディクソンのヘッドスライディングを見るのはたぶん2度めくらいだ。あれは見ている人を鼓舞するプレーだよね。あんなハッスルプレーを見せられたらチームのムードが良くならないはずがない。Gに移籍したウィーラーもときどきあんなプレーを見せてチームの雰囲気を盛り上げてくれたものだが、これからはディクソンがその代わりをやってくれそうだな。
お立ち台では「野球ができることがうれしい」みたいなコメントだったと思う。その気持ちがまんまプレーに出ていて応援したくなるいいキャラクターだ。ルックスもいいしねw。「アシタもミニキてね...」と通訳さんに教えられた日本語で締めてくれた。お寿司が好きらしい。これは涌井がお立ち台で紹介していた。