強いチームの負け方?
M16-5E
昨日もデーゲーム。スコアチェックしたときには目を疑った。ゲームメーカー瀧中が先発のはずがこの(ゲームの)壊れた方は尋常ではない。
野村克也監督が「強いチームは勝つときは接戦、負けるときは大敗。弱いチームはその逆」というような名言を残している。一昨日の接戦勝利と昨日の大敗からすると今シーズンの楽天はまさしく「強いチーム」ということになるんだが、四天王+早川以外のところのピッチャーが総崩れになっているのが気になるね。
瀧中の炎上
例によってライブ観戦はできなかったので帰宅してから瀧中が炎上した2回裏のピッチングだけチェックした。このスコアを最初に見せられたら他のイニングなんてとても見る気になれないよ...。
瀧中のピッチングフォームの第一印象は(小)手先で投げているな...というもの。球速表示こそ「ま、こんなもんだろう」という数字にはなっていたが、どうも身体を上手く使えてない。いわゆる手投げに見えた。ボールに勢いがないしバラけていた...。
あとで石井監督のコメントを読んだら、
「...フォーム的には粘りがなかった。そのせいで球ばなれが早かった」
というような言い方をしていた。ボールに身体がのっていってない印象は同じことを示していただろうか。ま、私の素人目と素人表現なので読者の方へ上手く伝わらないのが情けないし悔しいです...。
いずれにしても制球が安定していないから余計な四死球でランナーはためるし、球威のないボールは簡単に打ち返されてタイムリー。そしてあれよあれよと大量失点という展開だったね。
もともとバッタバッタと三振をとるタイプのピッチャーでないのは承知しているが、緩急をつけた丁寧なピッチングでゲームメイクする瀧中にしては珍しく淡薄でお粗末なピッチングだったということだ。
菅原秀は想像どおり
瀧中のあとを受けた菅原秀は録画チェックするまでもなく想像していたとおりの数字(成績)。敗戦処理に出てきて2イニング5四球5失点では問題外だろう。
チャンス到来とまでは言わないけど比較的気楽に投げられる場面だ。せめて次も使ってみようかと思わせる最低限のピッチングは見せてほしかった。もう話にならないよね。
その他雑感
マー君が帰ってきて先発・四天王が出来上がり、ゴールデンルーキーの早川がこれに加わった。非常に狭き門となったローテ6番目の切符を持ち前のゲームメイクの上手さと安定感で勝ち取った瀧中だった。それがよりによって本番で大炎上とはだれが予想しただろう。
他のローテメンバーがあまりに順調すぎるピッチングを見せていたことが逆にプレッシャーになってしまったわけでもあるまい...。
しかしピッチャー心理は繊細だからこればかりは瀧中本人でなければわからないね。
今度のマー君の代役は弓削のようだから、ここはしっかり期待に応えてほしいね。そこの投げっぷりによってはマー君が復帰したあとの残り1枠を瀧中から弓削に換える可能性が出てきた。がんばれ弓削!というか、「どっちもダメ」だけは勘弁して。
で、仮にもしそう(どっちもダメ)なったら高卒98年組のドラ1藤平を使ってみてほしいね。そうすれば表ローテで大卒98年組ドラ1の早川が、裏ローテでは高卒98年組ドラ1の藤平*1が、となる。話題性だけは最高だw。
*1:活躍がまったく聞こえてこない。化粧水の研究に余念がないのか...