桜のたより
西の方では桜の便りも聞こえているというのに、ここ仙台は正直まだ寒い。ダウンがまだ手放せないくらい。あと4日でホーム開幕の予定だが球場で観戦予定のファンの方たちはそれなりの厚着をして行かないと熱いゲームを震えながら観戦することになりそうだ。ちなみに私はぬくぬくとテレビ観戦の予定であるw。
ゴールデンルーキー早川を原監督に見せびらかすつもりが...
さて、Gとのオープン戦は第2戦。先発は我らがゴールデンルーキー早川だった。密かに期待していたのは原監督の「いやあ、楽天は本当に良い選手を獲ったなあ...」というゲーム後のコメントだった。ゴールデンルーキーを見せびらかしてやるつもりだったのだw。
蓋を開けたら...
ところが、蓋を開けたらどうも様子が違った。
昨日の早川の成績は4 2/3回94球7安打(本塁打2)4奪三振2四球5失点である。
まずは失点の仕方が良くない。楽天が初回に3得点で先制したそのすぐ裏の失点だった。味方の得点の裏に失点するピッチャーは勝てないピッチャーの典型である。その原因の一番はチームメイトのやる気を削ぐからだな。同点に追いつかれて迎えた2回表に味方が1点勝ち越すも4回裏には中島のホームランで同点にされ、5回裏には坂本に勝ち越しのホームランを許して降板した。この流れになったらもう勝てない。
- G8−4E
ゴールデンルーキー早川には苦い最終登板になってしまった。
伝統あるGの戦士たちはさすがにルーキーピッチャーに好き放題させるわけにはいかなかったようだ。プロの意地を見せられてしまった。原さんもチームに相当ハッパをかけたに違いない...。
表ローテの最終登板は...
楽天の表ローテのオープン戦最終登板は涌井が8失点と炎上し、3番手の早川も5失点と不安を残す結果になった。が、ここは「開幕カードでなくて良かった」とポジティブに考えたい。それに早川にとってはプロのレベル感が分かったことも収穫だったろう。インコース高めを坂本にホームランにされたことは相当こたえていたようだ。
それと降板後の「ウイニングショットが決まらず中途半端。自分の投球スタイルが確立できていない」という早川のコメント。自分の勝負球に自信を持てないまま開幕を迎えることになってしまうのは少し気がかりだが、修正能力の高さにも定評のある早川のこと。開幕カードで更に別格であることを証明してくれるだろう。
本当であれば表ローテで開幕3連勝とスタートダッシュを決めたいところだが、そんなに簡単ではなさそうだ。ま、こっちが3連敗することはないとは思うけど。