わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

マー君から早川へのリレーを見ていて、先日のGの菅野とBsの山本のエース対決を思い出していた...。

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親分、お先にどうぞ...。うむ、ただし5回までだぞ...。6回からはお前が行け...。

マー君の場合

DeNAとのオープン戦。先発は前日の登板予定からスライドしたマー君だ。マー君のこの日のテーマは昨日のブログにも書いたように「抑えるためのボールを優先的に組み立てていく」というもの。私なりに「ピンチになったらギアチェンジすることを想定しているのだろう」と書いた。

で、実際にギアチェンジの場面はあったか...。
初回と4回にピンチはあった。で、初回は無難に切り抜けたがギアが上がっていたかどうかはよく分からない。1アウト1、2塁で迎えた4番の佐野は一球目に手を出し凡退、たちまち2アウトになったのでギアを上げるまでもなかったような感じだった。

4回のピンチは0アウト1、3塁という場面で5番の宮崎を迎えた場面。ここはさすがにギアが上がっていただろう。内角ストレートで詰まらせてピッチャーゴロに打ち取ると3塁ランナーを目で制してからセカンドへ送球した。...とここまでは良かったがその送球がマー君には珍しく悪送球になって1失点だった。ピッチャーにエラーがついた。

ギアをあげてバッターを打ち取ったまではいいのだが、その後処理に課題が残った格好である。ま、悪送球で失点というのはマー君らしくない展開ではあったが、そこからの後続を断ち切れるからやっぱりマー君なのかもしれない。
さすがにわざと悪送球してあの展開を作ったとは思わないが、あそこから最少失点に抑えられたところは、この日のテーマ的に収穫だったのではないかな...。

5回65球4安打無四死球1失点は圧倒的ではなかったが安定的ではあったw。

早川の場合

6回からはスーパールーキー早川がリリーフ。こちらは相変わらずテンポの良い投球とキレキレのボールで「いやあまあ凄いねぇ...」というピンチングだった。

マー君のピッチングが「柔」で早川のピッチングが「剛」という印象は先日の黄金リレーのときと変わらず。

で、早川のこの日のテーマは、前回登板の中日戦のときに「変化球を投げるときの緩みを狙われた」ことからそこを意識するというものだった。ま、4回1安打無失点5奪三振という結果はそのテーマがクリアされたことを物語っている。
実際にバッターの反応を見ても変化球にタイミングが合っていなかったから「腕の振り」から読まれる心配は無くなったと思っていいだろう。

勝手な私のイメージ

そういえば先日、Gの菅野とオリックスの山本が投げ合うゲームがあった。そのあとで菅野が山本を絶賛したというニュースとメジャーの評価は菅野よりも山本の方が上というニュースが飛び交っていた。
で、その山本と早川は同世代ピッチャーである。そして菅野とマー君もほぼ同世代。そんなこんなで、昨日の黄金リレーと先日の菅野VS山本のエース対決が私の頭の中で重なった瞬間が何度かあったのだ...。ま、それだけの話しです。

もちろん、田中と早川の関係で言えば、今のところは「柔よく剛を制す」というイメージなんだけどね...w。

ついでにバッターのことも

バッターでは辰己、小郷が相変わらずいいね。牽制アウトになるチョンボはあったけど武藤も面白そうだ。

心配なのは茂木の調子が上がってきていないこと。このままいくと横尾に開幕スタメンを持っていかれるかもしれない。そろそろ狼煙をあげておきたい。ここにいるぞ俺は...みたいな。

浅村は開幕までには合わせてくるだろうと信じてはいるが、ちょっと遅れている感じは否めない。