ちょっとだけ長い前置き
昨日も中日とのオープン戦があったようだが、その前日と同様に視聴環境がないため後でwebニュースだけチェック。
テレビ以外の視聴方法といえば、楽天TVが知らない間に契約が自動更新されていたようなので9日の楽天の主催ゲーム(ロッテ戦)からは観戦できそう。...なのはいいんだが、ゲーム開始が13時となるとさすがにライブ観戦とはいかない。せいぜい録画チェックということになる。じっくり腰を据えて観戦できるのは13日のベイスターズ戦からになりそうである。
そんなわけで今日はwebニュースから入手した情報を基に思いつくまま感想やら備忘録やらを書いていこうと思う。
トレード先でとりあえず結果が出て良かった2人
日ハムへトレードになったばかりの池田隆英がGとのオープン戦で2イニング1安打無失点と好投したようだ。球速も151キロを出していたみたいだから、新チームへの名刺代わりの初登板としては上々の出来だったわけだ。それにしてもうちから他所のチームへ出て行った選手は皆けっこう頑張るんだよね。嬉しい気持ちと惜しい気持ちが半々でちょっと複雑な心境だったりw。
で、こうなると池田とのトレードでうちに来た「おにぎり君」が気になるところなんだが、こちらも中日との昨日のオープン戦でタイムリー2ベースを打っていたようだ。バッターの場合、一本出るまでが大変なようだから、互いにまずは良い滑り出しではなかったかと思う。これからこれから...。
前日のマー君に続いてゴールデンルーキー早川も負け投手に
昨日のゲームで先発したのはゴールデンルーキーの早川だった。「欠点の無いところが欠点」みたいに言われるほど完成度の高いルーキーピッチャーなんだが、ようやく課題が見つかったようだ。つまりプロの洗礼を受けたわけだな。
4イニング8安打3失点はどうやら変化球を投げるときの癖を狙われた結果だったようで、リーグが違うというのにやるなドラゴンズ...という感じだろうか。
ま、修正能力と野球センスが別格の早川のことである。今のうちに課題が出てきて良かったということだろう。
で、相手先発が昨シーズンの沢村賞・大野雄大。彼と投げあったことも早川に大きな収穫であったようだ。間近で沢村賞投手のピッチングを見れたわけだからね。
早川の大野評(コメント)が紹介されていた。
「ピッチトンネル*1をうまく使いながら低めで振らせる。ピンチでもあたふたせず丁寧に投げている。見習っていきたいです」
大野雄大はいわゆるハンカチ世代の一人。つまりマー君と同い年のピッチャーということになるんだが、この偉大な2人のピッチングを間近で見られる早川は実にラッキーである。
しかも、早川の吸収(習得)力が半端ないと来ている。ずば抜けた才能に運まで味方に付いてしまったわけで、このゴールデンルーキーはどこまで進化するかわからない環境の中にいるのだな...。
こういうチャンスの与え方も石井監督が意識的にやっている可能性がある。ほんと、ある意味すごい采配だと思う。
*1:「ホ ームベ ースから 7 ・ 2メ ートルの空間にあると仮想される 、投手の投げたボ ールが通るトンネル (円 ) 。ボ ールが同じ場所に集まるほど小さくなる 。ピッチトンネルが小さく 、そこからボ ールが様々な方向へ変化していくと 、打者はボ ールを見極めづらくなる 。」(『セイバーメトリクスの落とし穴』より)