わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

ぎりぎりの勝ち投手でしたが、岸らしさもチラリ。今日は「古巣への恩返し」ではなく「古巣からの愛のムチ」と行きましょうかw。

E3-1M

7回降雨コールドゲームでした。結果は「わしほー」。

表ローテの2戦目ですから、当初の先発転向計画が上手く行っていれば松井裕樹が先発のはずでしたが、彼はもういません。代わりに上がってきたのがwエースの片方である岸。満を持しての登場となりました。

岸の初先発は、良いところと足りないところが交互に出ていたように見えました。相変わらずの糸を引くようなストレートを投げたかと思うと、右打者の外側低めに逃げていく変化球がことごとくボールになってしまったり。それでも、要所要所を見逃しの三振で仕留めるなど岸ならではのピッチングでゲームの主導権を相手に渡しませんでしたね。さすがです。
特に、追加点を取ってもらった4回表をチャッチャと3人で打ち取ってしまうあたりは岸らしいですね。「岸ストライク」も結構ありました。キャッチャーがミットを動かすことなくボールが吸い込まれてくるので、審判も手をあげないわけにはいかない....みたいな。
先発転向の松井裕樹はこのピッチングを観ていたでしょうか、同じ腰痛で悩みながらもマウンドに立てばキッチリ仕事をしてみせる、このベテランのピッチングを塩見は観ていたでしょうか。
ま、欲を言えば6回くらいは投げてほしかったというのもありますが、雨で最悪のコンディションということもあったので、今回はこれくらいで良しとします。

野手で印象に残っているのは、ロメロがベンチ入りしていなかったこと。で、浅村がDHで、小深田がセカンドを守りました。いわゆる怪我防止ということだと思いますが、ゲーム上の戦略だけでなく、あらゆるところに勝利のための手が打たれていると感じました。
また、ときどき映し出されるロッテベンチであることに気づきました。驚いたことに監督をはじめコーチの人たちが誰一人マスクをしていません。反対に楽天ベンチは選手以外全員がマスクをしています。この取組みの違いがゲームの勝敗以外のところで出てこないといいのですが...。

さて、今日の先発は石橋です。2戦連続KOの先発投手が3人いますが、その中でもまだベンチからの信頼をかろうじて維持しているのがこの石橋です。たまたま結果が伴っていないだけでピッチング自体は悪くない、そういう評価ですね。石橋はこの評価が正しかったことを今日こそ結果で証明しなければなりません。注目です。

最後に、今日の相手先発は美馬ですね。できれば「古巣への恩返し」は勘弁してほしい。悪いけど逆に「古巣からの愛のムチ」と行きましょうよ。今日もしっかり応援しますw。