2軍統括に元ロッテのサブロー氏を招聘したというニュース。
2軍統括といえば石井GMが平石前監督に就任を要請し、断られた新設ポストでした。
同ポストの機能は
- 石井GM直下のチーム統括本部に属するポストで2軍の統括、1軍との連携強化を担う
- 2軍の統括として1、2軍首脳陣のパイプ役となり、強化選手の起用法など育成方針の方向付けでズレがないように共有させる。
ということらしいです。
「2軍統括」というと、平石前監督を一軍監督から下ろすための「取って付けたような」ポストというイメージにとられていた向きもありましたが、記事にもあるように石井GMは「若手が育つシステム」を本気で作ろうとしていて、そのための重要なポストのようです。
なぜサブロー?...という感じもありますが、記事にあるサブローの経歴を見ると、決して「取って付けた」人選でないことも分かります。
- 現役時代は「つなぎの4番」でロッテの05、10年の日本一に貢献。
- 巨人移籍も経験し、
- 通算1363安打を放ち、
- 22年間プレーした。
- 16年に引退後はロッテのスペシャルアシスタントに就任。
- 昨年はメジャーのパイレーツの環太平洋アドバイザーに就き、米国とのパイプも独自に築き上げた。
石井GMの「楽天を強くするための2軍統括制度」は本物なのか、それとも楽天ファンを納得させるためのカモフラージュなのか。そして、平石監督は石井GMの構想を理解できなかったのか、それとも理解しようとしなかったのか、理解したけれどあくまで「グランドの上」にこだわったということなのか...。
今後の「楽天野球の変化」と「サブローの活躍」によって少しずつ明らかになっていく気がします。
頼むぞサブロー(追記)
サブロー氏のツイートを載せておきます。
今年から楽天イーグルスでお世話になる事になりました。僕は個人的にイーグルスは優勝出来る可能性が高いチームだと思っていました。そのチームで重要な育成部門を任される事に深く感謝し、やるからには強いチームを作りたいと思います。ロッテファンの皆さん、負けませんよぉ!#楽天イーグルス
— saburo (@saburo_ohmura) January 8, 2020