わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

「捨てる神あれば拾う神あり」という例えで良いでしょうか...。

気になったニュース

ソフトバンクが平石さんを招聘するようです。一軍のバッティングコーチらしい。嶋さんの獲得を目指している球団も複数あるようです。ヤクルト、中日....。「セ・リーグか...」と思ったら、ロッテの名前も出てきました。美馬と合わせて本気モードという報道。

美馬はまだFAするかどうか分からないので、できれば「楽天に残ってほしい」という気持ちはありますが、平石さんと嶋さんは既に「退団」で決まっているので、2人が納得できるチームというので選ぶのであれば、そこは喜んで送り出したい(応援したい)と思います。それが楽天ファンとしての心意気というもののような気がします。
hochi.news

拾う神が出てきたことを喜ぶべき?!

2人を受け入れたチームがどのように戦力として生かすつもりなのかは分かりませんが、少なくとも楽天では「前線での戦力」とは考えていなかったわけなので、「戦場を求める兵士が選んだ道」であれば、それを応援するのは当然です。

相手の戦力にならないように囲い込んだり、飼い殺しにするような、そんなことはしません、楽天は。というか、そこまでの余裕などないということですね。

その心は...

以前のブログでも書きましたが、それほどの喪失感はない、というのが私の正直な今の心境です。この心境について、「その心は?」と問われたら、たぶん

  • (自分のチームの)戦力でなくなったことを惜しいと思っていないから
  • 敵になっても怖くないから

と応えるかな。
www.washilog.com

平石さんの場合

特に平石さんについては、ゲームでの攻防に直接関わってこないので、なおさらその心境は強い気がします。
そもそも平石さんがあれだけ大人のバッター(各バッターが次に自分のすべきことを理解している)の揃ったチームの各バッターに今更いったい何をコーチ(アドバイス)するというのでしょう、という感じがしないでもない。

石井GMがA41枚に「平石監督の退任を決断した経緯」をまとめたことがありました。その中に出てくる「チームの雰囲気を作るモチベーション指導者」というのはまさに平石さんのことだなあ、と思いながら読んだわけですが、そういう意味では、打ったバッターにハイタッチして気分良くプレーしてもらう、みたいなベンチでの演出は得意だと思われます。
とすれば、意外とホークスはベンチでのその働きに期待しているのかも、そういう補強かもしれません。工藤監督と選手との関係をいろいろ書いた記事も見かけます。そういう狙いはあっても不思議ではありません。余計なお世話ですけど。
ま、相手ベンチでそれをされたら、楽天の選手やファンはさすがにヤキモチを焼きそう。そういう効果もありそうです。でも、せいぜいその程度かな...と。
www.washilog.com

嶋さんの場合

嶋さんの場合は打席に立ったときに後ろでマスクをかぶっていられたらちょっと抵抗があるかな...。
でも、それだって塁にさえ出られれば、あとはオートで3塁まで行けそうな感覚はあるし、嫌なことばかりでも無さそうw。「ちょっとかき回してやろうかな」ってな挑発的な気分(余裕)だって出てくる感じがします。

さいごに

さて、材料を生かすも殺すもシェフ次第。で、そのシェフを各受入球団に例えるならば、平石さんや嶋さんをどんな料理にしてくれるのか、それはそれで見てみたい気もします。

「なるほど、そんな使い方があったか」「そういう味が出せるんだ」となったら悔しいのと嬉しいのと半々。

正直、それくらいの感覚で2人の行き先を見守っています。