- E6−1L
8回裏の猛攻
藤田のホームランで同点(1点)...に追いつき(始まり)、藤田のタイムリー内安打で6点め(お終い)、という猛攻でした。
9回表は山川から始まるライオンズ打線を青山が三者凡退に抑えてゲームセット。
7回まではライオンズ先発の今井に完全に抑えられていたイーグルス。その今井は7回108球でまだかなり余力を残しているように見えました。8回平井へとスイッチした辻采配は裏目に出ましたね。あのまま今井が続投していたら、この展開はありませんでした。
ベテランの力
辻采配とは反対に、8回裏、太田の代打にベテラン・藤田一也を送った平石采配は見事に的中しました。
9月17日のネットニュースに浅村のこんなコメントが紹介されています。イーグルスの選手になっての感想です。
「(西武と)特に違いはないと思っていますが、楽天は良いチームだと思います。チームの状態が良いときも悪いときも明るくやれています。ただ、チームの現状を見てみるとベテランの選手が少ないと思っています。ベテランの力はとても大切。そういった意味では、後輩から聞かれたことに対しては何でも伝えていきたいと思っています」
熾烈な3位レース。デーゲームのロッテがオリックスに敗れて、ここは絶対に勝っておきたいゲームでしたが、苦戦するチームを救ったのは浅村が少ないと感じていた「ベテラン選手」の藤田でしたね。ベテランと若手が噛み合う。この時期の勝ち方としてはまさに理想的でした。
福井は5月以来の1軍マウンドでしたが、期待を遥かに上回る出来でした。
さて、先発の福井。ショートスターターでしたね。3回表を三者三振に切ってとりましたが、4回はスパッと辛島へスイッチしました。
今シーズンの3勝をすべてライオンズから上げた「相性の良さ」を買われての登板。十分に福井の良さを発揮しました。5月19日以来の1軍登板にはとても見えないところは、さすがにベテランのマウンドさばきといったところでしょうか。役目は立派に果たしました。
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そして、こんな代え方をされたらリリーフしたピッチャーのプレッシャーも半端ないところですが、そこはクール辛島、前回登板から見せていた「らしくない」不安定さをところどころに見せつつも、どうにかこうにか無失点で切り抜け、ゲームは壊しませんでした。
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平石采配
なんかココに来て平石采配にキレと言うか、覚悟というか、必死さというか、大胆さんというか、そんな変化を感じるのは、「平石監督の退任」報道があったことによる先入観でしょうか。それとも選手が監督采配にようやく応えられるようになってきたということかw。
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ウィーラーも踏ん張り時
ウィーラーも犠牲フライでしたが、昨日のゲームでは得点に絡むことが出来ました。最近のウィーラーは物足りませんでした。打席に立っても一発の期待感(相手ピッチャーには恐怖感)が感じられない。
これはある意味「助っ人」としては失格ということになります。来シーズンの契約更改に向けてマジに危機感を持ってほしい。ウィーラーは今やイーグルスの顔ですから。