わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

岸と松井裕を立てて勝てなかったゲームを「しょうがない」で済ませていいんだろうか...

観戦しないで記事を書くこと

  • E6-7Bs

昨日のゲームは観ていない。スコアとスポーツニュースの見出しだけとりあえずチェック。まさか負けるとは思わなかった...。

観戦しないで記事を書くと先入観が優先した内容になってしまうのでできれば更新しない方が良いのだが、この手の野球ファンブログは更新のタイミングも大事だとこのごろ痛感していたので、とりあえずゲームの結果とスポーツニュースを読んで感じたことだけ書いておく。

wエースで連勝することの意味

則本の復帰戦が連敗からの脱出ゲームになったことは書いた。ま、チームの雰囲気を切り替えるには最高のキッカケ、役者が出てきたという感じではなかったかと思う。
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そして、則本と共にwエースと称されている岸の登板へと続いたので、ここで勝てればまさに前半戦の理想的な区切りとなるところだった。

で、そのことはチームのだれもが感じていたはずだし、岸の先発は決まっていたから、チーム全体の空気は半ば勝ったような気分でいたのかもしれない。これはあくまで私の想像なんだけど...。

この空気にはさすがのクール岸もそれ相応の意識というか、使命感というか、プレッシャーというか、そんなものがあったのではないかと想像してしまう。

岸も松井裕樹も「らしく」なかった...

昨日のゲームの敗因はだれが見ても岸の立ち上がりの悪さだった。2回までに4失点はまったく岸らしくない。明らかに誤算のゲーム展開だった。

ただ、岸が「らしくない」ピッチングを見せると、これまた岸のときは決まって「湿りがちの打線」が「らしくない」ところを見せて終盤には追いつくのである。

野球の神様がチームにチャンスを与えたような流れになって、楽天はその「流れ」を「チャンス」を、生かして見せたかったところだが、残念ながらそうはならなかった。

最近、守護神だか疫病神だかわからなくなっていた松井裕樹がまたまた決勝打を献上してゲームセットだ。
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「しょうがない」でいいのか

岸と松井裕を立てて負けたのだからしょうがない。選手を責めない平石コメントはいつもどおり。特に松井裕樹については、「このくらいで信頼が揺らぐようなら最初から抑えを任せていない」とまで言い切った。

映画監督と野球の監督を比べていいかどうかはわからないが、例えば、2大スターを立ててヒットしなかった映画があるとする。キャスティング(選手登録)だったり、脚本(作戦)だったり、演出(選手起用)だったり(知っている単語を並べてみましたw)、野球と映画がまったく別物というイメージはない。

映画がヒットしない理由にはいろいろな理由が考えられる。そもそもの題材の問題であったり、主役の問題、他のキャスティングの問題かもしれない。脚本や演出の問題だってある。

たまたま芸能活動を長く休んでいた往年の大スターが復帰したという話題だけでヒットさせたはいいが、そのあとが続かない。長い間ヒット作が作れない...となると、いよいよ監督の力量を問われる段階に入って来ているのかなあ、そんなことを考えていたりする。
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平石監督の采配について

平石監督のリーダーとしての資質はだれもが認めるところである。私の中でも「大将の器」であることについての疑問はまったくない。

ただ、戦上手な大将なのかというとよくわからない。上手くはないかな、そんな気もする。2軍監督も経験した生え抜きの監督である。選手たちを最もよく理解している監督であり、采配にはそこが生きているのだと思う。でも、そろそろ別の色も見せて欲しい。

選手を信頼して任せる采配もいいが、たまには監督の戦略を前面に出して何かを仕掛けるようなゲーム展開も見せて欲しい。

そのことを最もわかりやすく示せるのは「盗塁させる」ことではないかという気がする。

先日、球場観戦したときも塁に出た村林がなぜ走らないのだろう(走らせないのだろう)と思う場面があった。打率0のバッターがようやく出塁したチャンス。せっかくもらえた出番、舞台でなぜ自分の色を出そうとしない、なぜその役者の良さを生かしてやろうとしない。ま、そんな風にも思えたのである。

観戦もしてないゲームのことでわけの分からないことをずらずら書いてしまった。あとでリライトするつもりだがとりあえず更新しておこうw。