- M4−6E
勝ったから素直に喜ぶべきですが、やっぱり逆転勝ちでした。ちょっと間違えば連敗です。...などというと、まるで「逆転勝ち」がたいしたことないように聞こえるかもしれませんが、そういうことではなくて。
ようするに、たまにはバタバタしない強いチームの勝ち方というか、もっと余裕のある勝ち方をしてもいいんじゃないか...、そういうことです。
逆転勝ちはたまにやるから面白い。先発ピッチャーが毎回ゲームを作れるかというと、なかなかそういうわけにはいかないときもあるわけで、そんなときは野手が奮起して「逆転劇」を演じるという形が良いのです。
毎回毎回、勝つときは「逆転勝ち」というのではファンはもちろんだけど、野手にとっても結構つらいでしょ。こんなゲームばかりでは身が持ちませんw。
ま、wエースが帰ってくるまではこういう勝ち方が多くなるのはやむを得ないことかもしれません。
5割復帰です。
石橋良太の先発について
石橋ですが、はっきり言って今のままでは「先発」はちょっと厳しいような気がします。
昨日のゲームでも、打ちごろの高さとコースに気前よく投げ込んでいるなあというピッチング。緩急の乏しい今の球種では長いイニングを勝負していくのはかなり辛いです。
先発の役割は「ゲームを作ること」なんだけど、今のピッチングスタイルでそれをやれというのも酷というか、チームにとってはかなりリスキーに思えます。石橋はやはり短いイニングを全力投球で抑えるタイプですよね。
今の石橋を見ていると、サブちゃんに先発をさせているようなイメージがあります。
短いイニングでいいから、もっと「新しい力」を試してほしい。ただ、石橋を使い続けているところをみると他の「新しい力」はまだその程度のレベルということですか?...。
橋本到について
あと、このゲームでスタメンだった橋本到ですが、3打数0安打という成績以上に何か必死さのようなものが打席から伝わってこないのが残念な印象でした。ボールに食らいついていくでもないし、当たったらスタンドに入るだろうというくらいの強いスイングでもない。ただ淡々と打席をこなしているだけ、そんな感じを受けました...。
誤解を恐れず名前を出しちゃうと、三好匠にすごく似た印象を感じています。「いいのかそれで...」というような印象ですねw。もうすこし「おぉ...、やるじゃないか」というインパクトのある打席を見せてほしいものです。
先頭打者の出塁率について
さて、個人攻撃はこれくらいにして、前回の日ハム戦あたりから強く感じていることを一つ。今回は逆転勝ちだったのでスルーしちゃおうかとも思ったのですが、書いておかないと忘れてしまいそうなので。
それは先頭打者の出塁率についてです。何かの統計的な根拠を持っているわけではありません。あくまで印象的なことですが、他のチームに較べて先頭打者の出塁する確率がイーグルスは低いような気がします。別の言い方をすると、先頭打者のピッチャーとの対峙の仕方がイーグルスの各打者は淡白過ぎませんか、そういうことです。
前カードの日ハム戦のときに強くその印象を持ったのですが、今のロッテとのカードでもその印象は変わりません。先頭打者はこうあるべきといった具体的な指摘があるわけではありません。あったらコーチになっていますw。
ただ、日ハムやロッテの攻撃がいろいろ仕掛けているなあという印象が強いのは先頭打者が出塁しているシーンが多いからじゃないかという気がしたのです。そう考えると、イーグルスの攻撃が淡白であったり、得点シーンでも大味な印象を受けていたことに合点がいくような気がします。
もちろん、攻撃というよりはピッチャーの差ではないか、とも考えられます。「先頭打者を出さない」は、ピッチャーがそのイニングを抑える上での大きなポイントでもあるからです。でも、どうでしょう...。各バッターの意識の違いではないのかなあ、漠然とですが、そんな感想を持っています。