わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

1点差で3連敗、2ゲーム連続のサヨナラ負け、最悪のGWになろうとしています...。

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  • L7-6E

GWの勝敗

  • 4月27日E5-6M(●)
  • 4月28日E8−10M(●)
  • 4月29日E2-4M(●)
  • 5月1日H0-9E(○)
  • 5月2日H1-0E(●)
  • 5月3日H12-11E(●)
  • 5月4日L7-6E(●)

最悪のGWになろうとしています。

10連休のGW、昨日現在の勝敗は1勝6敗です。これだけでも最悪のGWなのに、内容が酷い。...というか疲れる。6敗のうちの4つが1点差負けで、2つがサヨナラ負けでした。接戦で盛り上げるだけ盛り上げておいて、最後にどん底へ落とされる。かなり堪えます。

則本、岸のwエース抜きで一時は首位になったこともありましたが、その反動がGWになってから一気に来てしまった感じです。GW中に鷹とライオンに貯金を食い尽くされるかもしれない、嫌な予感が当たりました。

メヒアの影に怯えてしまった松井裕

2点リードで松井裕樹へ。今の松井裕樹なら1点差でもほぼ必勝リレーとなる展開です。2点差ならもはや勝ったも同然。...とだれもが思っていたはずです。

でも、松井裕樹も人の子でした。この「絶対的な信頼」に応え続けることのプレッシャーに加えて、苦手メヒアの存在が絶対守護神を並の守護神に変えてしまいました。

9回裏のライオンズの攻撃は中村→外崎→木村と続く打順でしたが、ランナーが一人出たらメヒアが出て来ることは当然のシナリオでした。一発同点ですから...。

昨日の松井裕はイニングの初めからメヒアと戦っていました。松井の頭の中には4月10日のホームランが浮かんでいたのだと思います。
www.rakuteneagles.jp

  • メヒアの前に絶対にランナーを出してはいけない...

…と思えば思うほど「いけない」方向へとゲームは展開します。目の前の打者に集中するべし…、頭では分かっていても言うほど簡単なことではありません。

「絶対的な信頼」に応え続けることのプレッシャーが松井に余計なことを考えさせてしまいました。
www.washilog.com

思考は現実になる

先頭打者の中村。さすがの松井もメヒアの影が頭にちらついた状態で戦うには厳しい相手です。案の定、痛烈な当たりを打たれます。が、この回からファーストへついた銀次がファインプレーでこれを助けました。あれが山下のままだったら完全に抜けていましたね。これで1アウト...。

しかし、次の外崎をストレートの四球で歩かせてしまいました。中村を仕留めたことで緊張の糸が緩んだのと、「あと一人」という焦りが微妙に影響したのでしょう、ストライクが突然入らなくなりました。メヒアの存在を意識しすぎて生じた狂いでした。で、ランナーが一人出たところで「やっぱり」の代打メヒアが告げられます。

最悪のシナリオへ向けてドラマの幕は上がりました。あそこは申告敬遠で良かったのでは...は「たられば」です。1点差だったらもしかしたらその選択があったのかもしれません。でも2点差、まさかホームランはないだろう...。

守りに入ったピッチャーが、ホームランだけを狙うライオンを仕留めるのは至難の業だったみたいです。カウント1−1から松井の投じた3球目は、逆に一発で仕留められました。2ランでたちまち同点...。

ここは「絶対的な期待」に見事に応えたメヒアを褒めるべきですね。

それにしても野球というゲームは残酷です。ドラマ性に「あ然」としてしまいました。松井裕樹が想像していたであろう、一番悪いシナリオが現実になってしまったのですから...。

思考は現実になる。  野球ってすごいです。

そして宋でサヨナラ負け

松井裕樹で同点。そして次の宋でサヨナラ(負け)でした。開幕後、安定感抜群の2人がことごとくしくじりました。リーグ最強と思われたリリーフ陣ですが、最も安定感の高かったところから綻びが出始めています。やばいです...。

今日は石橋が先発のようです。石橋で行けるところまで行く、ブルペンの台所事情が伺えます。岸はどうしたのでしょう。ここまで再登板が遅れると単なる微調整とも思えません。そこらへんの空気がナインにも伝わり始めるころです。「別格」の扱いも程度の頃合いが難しいです。こうなったらタイミングだけは間違わないようにと祈るだけです...。