美馬の本音は違うだろう、たぶん...
- E5-6M
先発の美馬は5回7安打5失点でマウンドを降りましたが、その後に味方が5回までに同点に追いついてくれたので自身の黒星は消えました。そのことに対するコメントが「野手の皆さんに感謝したい。」でした。
でも、美馬の本音はきっと違ったろうと思います。「初回から俺の足を引っ張りやがって...」と美馬は思っていたはずです。テレビ観戦していた私も「美馬のエネルギーを無駄に消耗させやがって...」と思いながら見てましたw。
初回の2失点は明らかに野手のミスが絡んでいます。立ち上がりが重要な先発ピッチャーにとって足を引っ張る野手のチョンボはものすご~くダメージが大きい。あれは美馬だから2失点で治めましたが、ほかの若いピッチャーだったらゲーム自体がスタートから壊れるところでした。
銀次がこの日もやってくれましたァ....
特に銀次。この日も懲りずにやってくれました。
バッティングは水モノなので、相変わらずの低調ぶりもある程度は我慢しながら見守っていますが、守備や走塁での度重なるチョンボにはやはりストレスが溜まります。銀次ファンには申し訳ないけど、「銀次」というポジションはそろそろ世代交代すべき時期が来ているように感じます。
先日のブログにも書きましたが、ひどいのはランダウンプレーのときのバタバタに代表される対応力(判断力)の無さですね。
銀次は自分がランナーのときも対応力の無さを露呈していますが、それが守備のときにも出てしまいます。初回の1アウト1、2塁の場面で相手のダブルスチールから1、2塁間のランダウンプレーになりました。ここで銀次は自分の後ろに野手が付く前に2塁側へ送球してしまいランナーを1塁へ帰塁させてしまうというミス?をやらかしてしまいます。
連携プレーが下手くそ
美馬の銀次の後ろに入るのが遅れた感じもありました。浅村が1塁へ送球するタイミングもちょっと早かったかもしれません。相手ランナーの角中が塁間途中で早めに止まったことで混乱しましたね。あそこらへんはロッテの方がよく鍛えられています。結果的に2塁走者の盗塁を成功させただけのプレーになってしまいました。
イーグルスにはランダウンプレーが下手なイメージがあります。練習はしているはずなんですが、連携プレーの意図を確認(理解)しないまま動作だけの練習になっているのかもしれません。....なんて、プロの選手に対して大変失礼な感想になってしまいました。ただ、ランダウンプレーではいつもバタバタしている印象ですw。
あと、同じイニングでセンター田中とショート茂木のニアミスによるポテンヒットというのがありました。あれだって、ショート茂木が追いすぎたようにも見えましたし、センター田中がもっと声を出して茂木を制していれば捕れたようにも見えました。2点タイムリーになってしまったプレーです。
イーグルスにはこういう守備での連携ミスがときどきあるように思います。ミーティングなどで確認しないのか、仲良しグループなのでなあなあで済ませてしまうのか。(どっちも良くないじゃん。)
キャプテンが本当は〆るべきなんでしょうが、そのキャプテン自身が一番連携プレーを苦手にしているようで悩ましいです。
この悩ましさはピッチャーがピンチに立ったときにも表れます。本当は野手(キャプテン)がマウンドへ駆け寄り、ピッチャーに声を掛けたいところです。ところが、そのピンチ自体を自分が招いていたりするわけですからマウンドへもなかなか行きづらい…みたいな。
同点打を打ったのはいいけど、そのあと暴走だし...
5回に同点打を打ったのは銀次でした。
hochi.news
それはいいのですが、そのあとの暴走が銀次のいつもの悪いクセですね。せっかくの勢いを自分で止めてしまいました。あそこで「2塁で止まる」判断ができないようでは、「いつもの銀次」のままです。同点になって無理する場面ではありませんでした。進塁すべきときに止まり、止まるべきときに進塁する、それが今の銀次です。