松井裕樹が契約更改に臨み、保留したというニュース。
3000万円の減額が提示されたようですね。松井本人は「来シーズンの起用法などの詳細を詰めてからサインしたい。」と保留したようですが、減額が不満で保留したようにも見えてややイメージダウンでしたw。
ま、この手の感想は最終的に「だからなんだ?...」ということにもなりかねないところがありますが、いち楽天ファンの感想として、松井裕樹の契約更改保留について思ったことをストレートに書きたいと思いますw。
減額は当然だと思うぞ、私は...
先ずは、減額更改についての評価ですが、はっきり言って、妥当かなと思います。
今シーズンの松井裕樹の成績はというと....
5勝8敗5セーブ11ホールドでした。
2015年から3シーズン、ずっと30セーブ以上(2015年33セーブ、2016年30セーブ、2017年33セーブ)を記録していた守護神が今シーズンはたったの5セーブでしたから、今シーズンはほとんど働いていないです。つまり、「松井裕樹」としてチームの勝利に貢献していない...ということになります。
もっと酷な言い方をすれば、チームの足を引っ張っていた。それくらいのマイナスイメージが私にはあります。
松井裕樹が消した勝ちゲームが今シーズンはいくつくらいあったでしょうか。そこを彼は謙虚に考えるべきだと思います。
1億プレーヤーであることの「特別」を考えて欲しい....
松井裕樹の今シーズンの年俸は1億4,000万円です。
俗に言う「1億円プレーヤー」ということになります。
「1億円プレーヤー」のチームに対する責任は半端ないです。チームの期待もファンの期待もぜーんぶひっくるめての「1億円」です。
私に言わせれば「1億円プレーヤー」は期待どおりの活躍でようやく「現状維持」、期待以上の活躍ならUPというくらいでいいのではないでしょうか。
「保留」のイメージ
で、今シーズンの松井裕樹については、先に書いたとおり、まさに期待を裏切る成績でした。
これではダウンも当然だと思います。
しかし、彼は「保留」しました。
- 起用法もまだ分からなかったりするので。詳細をもう少し詰めていこうということ。
- 出来高の詳細をもう一回話し合って詰めようということ。
松井のコメントは「年俸の減額(だけ)が保留の理由ではない...」と言いたいようですが、「潔さ」という点で私的には減点ですねww。イメージダウン。
松井裕樹はやっぱり抑えでしょう...
石井GMの補強は着々と進められているように見えます。
ハーマンが残りました。
ツインズ(大リーグ)のアラン・ブセニッツ投手(28)との契約合意が発表されました。185センチの右腕で、150キロを超えるストレートが持ち味の抑え候補です。
松井裕樹の先発転向に向けた補強も着々と進んでいるように見えます。
しかし、私の松井裕樹のピッチングのイメージはやっぱり抑えなんだなあ。先発じゃない。
このイメージの根源はたぶん(松井の)制球力。やっぱり「ゲーム作っていくイメージ」よりは「ゲームを締める」イメージなんだなあ。陸上競技で例えるなら長距離選手ではなくて短距離選手のイメージ。
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さいごに
松井裕樹は今回の保留について、「起用法がまだ分からない」というようなことをコメントしていましたが、私に言わせれば、松井裕樹の方から「来シーズンは抑えでいかせてください。」とか、もしくは「先発でいかせてください。」とアピールして、交渉してほしかった。
起用法はベンチの問題という面もたしかにあるとは思いますが、選手は自分の商品価値をアピールしないことには契約交渉できないでしょう、と思うわけです。
松井裕樹は今シーズン、先発で何回か投げました。ただ、それは「先発転向のテストではない」という整理でした。あくまで「ピッチングの幅を広げるため」だったと記憶しています。
やはり松井裕樹はストッパーで使ってこその「1億円プレーヤー」なのだと思うのです。侍Jに選出されるのも抑えとしての能力を評価されてのこと。先発としての選抜ではありません。
「来シーズンは抑えでいかせてください」と直訴しての交渉であれば、もしかしたら現状維持だったのではないでしょうかw。
「先発or抑え」では、先発の可能性が未知(リスク)の分、「▲3,000万円」は案外妥当な評価だったと思うのでした。
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